大糸線を使って巡る“王道×快適”モデルコース!松本城や大王わさび農場、美術館、温泉など松本・安曇野の人気観光地日帰り or 1泊2日で満喫!モデルコースで効率よく巡る旅プランをご紹介します。

電車 + レンタサイクル or レンタカーの利用なので、車なしでも安心です。

北アルプスの絶景やのどかな田園風景を車窓に、大糸線で巡る松本・安曇野の旅。のんびり電車に揺られながら、自然と文化が息づく沿線の魅力を訪ねます。

※ この記事は2025年10月現在の情報です。実際にお出かけになる際は、各施設の公式サイトor関連ページを必ずご確認ください。
※ 各スポットまでの所要時間はGoogle Mapsでの時間を記載しているため、各公式サイトの情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。(自転車での所要時間はGoogle Mapsでの徒歩時間の1/3にて算出)

大糸線で巡るメリットとは?

JR大糸線に乗って、松本から安曇野への鉄道旅。車の渋滞を気にせず、目的地にスムーズに移動できるのが大きな魅力です。

沿線では、駅ごとに移り変わる風景が楽しめ、梓川にかかる橋梁からの眺望や安曇野ののどかな田園風景が、旅の情緒をより一層深めてくれます。

ローカル鉄道ならではの素朴な駅舎や地域の暮らしに触れられる車窓の風景も大糸線ならでは。移動そのものが“旅”になる――そんな“旅情体験”を味わえる路線です。

モデルコース①|日帰りで巡る松本〜安曇野ベストルート

松本と安曇野を満喫する日帰りコース。まずは松本駅からスタートし、レンタサイクルで松本城やなわて通りを散策。

ランチの後は安曇野に移動し、田園風景を横目に観光スポットを自転車で巡る、日帰りで松本と安曇野を巡るモデルコースです。

国宝 松本城

国宝五城のひとつ・松本城は、戦国時代に築かれた五重六階の天守をもつ、日本最古の国宝建築です。漆黒の外壁と白漆喰のコントラストが美しく、北アルプスを背景に四季折々の風景と調和する姿が魅力。

城内では急な階段や狭間(さま)など、実戦を意識した構造を見学でき、歴史の息づかいを感じられます。周囲の松本城公園は、堀に映る天守や桜・紅葉の名所としても知られ、散策や撮影スポットとしても人気です。

INFORMATION

  • 長野県松本市丸の内4-1

    【アクセス】:JR松本駅から徒歩約15分、タウンスニーカー「松本城・市役所前」下車
    Google Maps
  • 0263-32-2902
  • 【料金】一般 電子チケット1,200円、紙チケット1,300円、小・中学生 電子・紙チケット400円、未就学児無料

松本市立博物館

©新まつもと物語プロジェクト
©新まつもと物語プロジェクト

松本城公園内に位置する総合博物館で、松本の歴史、文化、自然を多角的に紹介する施設です。3階の常設展示室にある日本最大級の城下町ジオラマは迫力満点。1階には子ども向け体験スペースもあり、世代を問わず楽しめます。

INFORMATION

  • 長野県松本市大手3-2-21

    【アクセス】JR松本駅から徒歩約15分、タウンスニーカー「松本城・市役所前」下車、徒歩約3分
    Google Maps
  • 0263-32-0133
  • 【料金】:大人(18歳以上)500円、大学生:250円、高校生以下または18歳未満の方は無料

中町通り~なわて通りで散策

城下町の風情を感じながら、のんびり街歩きが楽しめる中町通りとなわて通り。蔵造りの町並みが続く中町通りには、工芸品店やカフェ、ギャラリーが点在。

女鳥羽川沿いのなわて通りは、カエルのモチーフが並ぶレトロな商店街で、雑貨めぐりや食べ歩きが楽しめます。そんな散策にぴったりな両通りで立ち寄りにおすすめのグルメ店をご紹介します。

当エリアでGoogle口コミ(※)4.0以上のお店で松本市公式観光情報サイト掲載店舗を優先してご紹介しています。※ 2025年10月現在

cafe chiiann(カフェ チーアン)

©新まつもと物語プロジェクト

中町通りから細い路地を進んだ先に佇む、明治時代の蔵を改装した隠れ家カフェ。信州の家具職人が丹精込めて仕上げた木の温もりあふれる店内では、ポットで提供される紅茶やハンドドリップのコーヒーなどが楽しめます。

INFORMATION

ポルトガル工房  Alentejana(アレンテジャーナ)

©新まつもと物語プロジェクト

なわて通りに2020年オープンしたアレンテジャーナは、ポルトガルの伝統菓子「パステル・デ・ナタ」を中心に展開するテイクアウト専門のスイーツ店。看板商品のエッグタルトは、香ばしいおこげととろけるクリームが特徴。ドリンクも充実。

INFORMATION

四柱神社(よはしらじんじゃ)

1879年に創建された四柱神社は、天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、天照大神の四柱の神を祀る、全国でも珍しい神社です。

なわて通りに面しているため、散策の途中に気軽に立ち寄れるのも魅力。「すべての願い事がむすばれる」とされ、縁結び・開運・商売繁盛など幅広いご利益があるとされることから、地元の人々や観光客に親しまれています。

INFORMATION

  • 長野県松本市大手3丁目3-20

    【アクセス】JR松本駅から徒歩約11分、タウンスニーカー「伊勢町」下車、徒歩約3分
    Google Maps

旧開智学校(きゅうかいちがっこう)

1876年に建てられた日本初期の小学校建築で、明治時代の文明開化を象徴する擬洋風建築が特徴。

令和元年には、近代学校建築として初めて国宝に指定。明治期の教育の姿を今に伝える貴重な文化財です。館内では当時の教室や教育資料を見学できます。

INFORMATION

  • 長野県松本市開智2-4-12

    【アクセス】JR松本駅から徒歩約23分、タウンスニーカー「旧開智学校」下車すぐ
    Google Maps
  • 0263-32-5725
  • 料金:一般700円(電子チケット600円)、小・中学生300円、未就学児無料

松本市美術館

©新まつもと物語プロジェクト

松本市出身の世界的アーティスト・草間彌生の常設展示をはじめ、松本ゆかりの芸術家の作品を展示する市立美術館。

常設展や企画展のほか、市民ギャラリー、体験型展示なども開催。カフェやショップも併設しているほか、館外には草間彌生の巨大な水玉オブジェ「幻の華」が設置され、フォトスポットとしても人気です。

INFORMATION

  • 長野県松本市中央4-2-22

    【アクセス】JR松本駅から徒歩約17分、タウンスニーカー「松本市美術館」下車すぐ
    Google Maps
  • 料金:コレクション展示/一般700円、大学生 350円、高校生以下無料(企画展は別途)

シェアサイクルで松本観光を楽しもう

スマホアプリから24時間いつでも電動アシスト自転車を借りられる「HELLO CYCLING」。松本駅や松本城周辺などにステーションがあり観光に最適です。

雨でも安心!かわいい小型バス「タウンスニーカー」

©新まつもと物語プロジェクト

松本市内の観光スポットを巡る小型周遊バス「タウンスニーカー」。1乗車200円、1日乗車券500円で利用でき、松本城や旧開智学校、美術館などを効率よく回れます。

松本駅周辺で地元グルメランチを満喫

松本駅周辺には、信州そばや馬刺し、おやきなど、地元ならではの味覚を楽しめる飲食店が点在しています。観光や街歩きの合間に立ち寄れるアクセスの良さも魅力。松本名物を気軽に味わえるおすすめのランチスポットをご紹介します。

松本駅から徒歩6分圏内かつGoogle口コミ(※)4.0以上のお店で松本市公式観光情報サイト 記載店舗を優先してご紹介しています。※2025年10月現在

松本のおすすめグルメ1 信州そば

城下町・松本で味わいたいのが地元のそば。“そば処”として知られるこの街には、手打ちの老舗が多く点在し、ざるそばや天ぷら付き、くるみだれなど、信州らしい一杯が楽しめるが魅力です。

城そばキラリ(蕎麦)

©新まつもと物語プロジェクト

松本駅近くにあるカジュアルなそば店。定番のざるそばや天ぷらそばに加え、ラー油入りのピリ辛つゆでいただく変わりそばも人気です。昼はランチ、夜は地元食材を使った一品料理や地酒も楽しめます。

INFORMATION

松本のおすすめグルメ2 馬刺し

長野県は熊本、福島に次ぐ馬肉文化の地として知られています。松本の馬刺しは、赤身中心のあっさりとした味わいが特徴。

明治時代から続く食文化として根付き、地元の居酒屋や専門店で多彩な部位が楽しめます。

馬肉バル  新三よし 松本本店

©新まつもと物語プロジェクト

創業明治32年の老舗料亭の味を受け継ぐ馬肉専門居酒屋。地酒や信州ワインとの相性も抜群で、赤身やたてがみなどがのった「さくら刺5点盛」や、すき焼き風の「さくら鍋」など、部位ごとの旨みを生かした料理がそろいます。

INFORMATION

松本のおすすめグルメ3 おやき

小麦粉やそば粉の皮に、野沢菜、あんこなどを包んだ信州の郷土料理おやき。松本駅構内のお土産店や売店で購入できるので、観光の合間や電車での移動中などに手軽に食べられるのもうれしいです。

大糸線で松本→穂高へ移動(約30分)

松本エリアを満喫した後は、JR大糸線に乗って松本駅から安曇野エリアの玄関口「穂高駅」へ向かいます。

アクセス情報(松本駅→穂高駅)

  • 区間:JR松本駅 → JR穂高駅(普通列車で約30分)
  • 運行本数:1時間に1〜2本程度(時間帯による)
  • 運賃:約330円(2025年現在)

2025年10月現在、松本〜穂高間ではSuicaをはじめとする全国の交通系ICカードが利用可能となっており、キャッシュレスでスムーズに移動できます。

一方で、旅の記念として紙の切符を手元に残す人も多く、レトロな魅力も根強く残っています。

JR大糸線ならではの電車旅の楽しみ方

松本〜穂高間の車窓には、北アルプスを望む雄大な山並みと田園風景が広がり、春は菜の花と水鏡の田んぼ、秋は黄金色の稲穂と紅葉が沿線を彩ります。

季節ごとに移ろう風景が、鉄道旅ならではの豊かな時間を演出してくれます。

安曇野エリアを満喫

穂高神社の社殿を模したデザインを取り入れたといわれる和風造りの駅舎が特徴の穂高駅。午後の安曇野観光は穂高駅からスタート。

美術館や神社などをめぐりながら、点在する安曇野の魅力をゆったりと散策しましょう。

レンタサイクルで巡る安曇野

©安曇野市観光協会

観光スポットを効率よくまわれるのがレンタサイクルの魅力。北アルプスを望む田園風景や、水路沿いの小道を走れば、風や光、水の音が五感をやさしく刺激します。

気になるカフェや直売所にふらりと立ち寄れるのも、自由度が高い自転車ならでは。穂高駅前で自転車を借りて、安曇野観光へ出発!

バスで巡る安曇野「あずみ野エンジョイバス」

穂高駅を起点に、観光スポットを結ぶ周遊バス「あずみ野エンジョイバス」。雨の日でも濡れずに移動できる手段として、観光客に人気です。運行期間は4月下旬~10月下旬のため、詳しくは公式ページ↓をご確認ください。

大王わさび農場(だいおうわさびのうじょう)

©安曇野市観光協会

北アルプスの湧水に育まれた日本最大級のわさび田。水車小屋や小道を歩きながら、清らかな水と緑の風景の中を散策できます。わさびグルメやお土産も充実。わさび収穫体験や川下りなど、自然と触れ合えるアクティビティも楽しめます。

INFORMATION

  • 長野県安曇野市穂高3640

    【アクセス】JR穂高駅から自転車で約20分、安曇野エンジョイバス「大王わさび農場」下車
    Google Maps
  • 料金:入場無料(一部体験・飲食は有料)

穂高神社(ほたかじんじゃ)

北アルプスの総鎮守として信仰を集める穂高神社は、穂高駅からすぐの場所にある神聖な空間。「交通安全」や「健康長寿」などのご利益があり、杉の大木や神楽殿が立ち並ぶ境内で心を整えるひとときを。

INFORMATION

  • 長野県安曇野市穂高6079

    【アクセス】JR穂高駅から徒歩約7分
    Google Maps
  • 0263-82-2003

碌山美術館(ろくざんびじゅつかん)

穂高出身の彫刻家・荻原守衛(碌山)の作品を中心に展示する美術館。力強く繊細な彫刻群には、30年という短い生涯に込められた芸術への情熱が宿ります。赤レンガ造りの建物は周囲の緑と美しく調和し、静かな感動を誘います。

INFORMATION

  • 長野県安曇野市穂高5095-1

    【アクセス】JR穂高駅から徒歩約7分
    Google Maps
  • 0263-82-2094
  • 料金:一般900円、高校生300円、小中学生150円

お得な定額タクシークーポン

安曇野観光らくらくタクシー」は、指定エリア内を定額で巡れる便利なタクシークーポンです。穂高駅を起点に、大王わさび農場、碌山美術館、安曇野ちひろ美術館などの主要スポットを効率よくまわれます。

有効期間内なら、1日目と2日目に分けての利用もOK。家族や友人と貸し切りで移動できるので、プライベート感もたっぷり。安曇野の魅力を自分たちのペースで楽しめます。

【帰路】穂高駅→松本駅へ

安曇野の旅の締めくくりは、大糸線で穂高駅から松本駅へ。車窓に広がるのどかな風景と心地よい揺れが、旅の余韻をそっと包み込んでくれます。

松本→穂高間の大糸線の楽しみ方

日本一長い河川である信濃川の上流河川である梓川は、大糸線と同じくその終着点を日本海としています。上高地から流れ出す清流と長野県の雄大な山並みを望む風景は絶景です。


モデルコース②|1泊2日ゆったり満喫プラン

1日目は城下町・松本を散策、2日目は自然豊かな安曇野へ。どちらもじっくり楽しむなら、1泊2日プランがおすすめです。

松本駅前で地元グルメを堪能するもよし、安曇野の温泉で癒されるもよし。どちらも魅力たっぷりです。

1泊2日タイムスケジュール(1日目)

時間帯スポット・アクティビティ(所要目安時間)
9:40~9:55松本駅付近でシェアサイクルに乗り移動
雨の日はバスやタクシーでも
移動時間自転車5分(徒歩15分)
10:00~11:00松本城松本市立博物館(60分)
移動時間自転車4分(徒歩10分)
11:05~11:55旧開智学校(50分)
移動時間自転車6分(徒歩19分)
12:00~13:55中町通り〜なわて通りでランチ&散策&四柱神社(115分)
移動時間自転車4分(徒歩12分)
14:00~15:00
15:00~15:50
松本市美術館(60分)
松本市美術館近くのカフェで休憩(50分)
移動時間自転車5~6分(徒歩15~18分)
16:00~17:00松本市時計博物館 or 丸の内美術館(60分)
※安曇野宿泊の場合はここで穂高駅へ移動
移動時間
17:00~19:00
19:00~
宿もしくは松本城付近で夕食
松本城ライトアップ鑑賞後、宿に宿泊

美術館めぐり

松本には前述のスポット以外にも魅力的な美術館や博物館が点在。芸術や歴史に触れる寄り道も、旅の楽しみのひとつです。

松本市時計博物館

古時計の研究者・本田親蔵氏のコレクションをもとに開館した、日本でも有数の時計専門博物館。館内には江戸時代から昭和初期までの和洋の古時計約110点が常設展示されており、その多くが今もなお動き続けています。

INFORMATION

丸の内美術館

昭和期の前衛芸術を中心に、日本の現代美術作家を網羅的に紹介する美術館。

静かな空間で歴史的背景とともに作品を鑑賞でき、松本城を望む景観や、建物そのものがまるで一つの作品のように設計されている点も、この施設の大きな魅力です。

INFORMATION

中町通りとなわて通りで街歩き

中町通りやなわて通りには、前述のスポット以外にも魅力的な店や風景がたくさんあります。のんびり歩いてみると新たな魅力が発見できるかもしれません。

松本城ライトアップ

春(桜)、夏(納涼)、秋(紅葉)、冬(雪景)と、四季のテーマごとにライトアップが行われている松本城。黒塗りの天守と水堀に映るリフレクションが、夜の静けさと歴史ロマンを際立たせ、日中とは異なる幻想的な姿を見せてくれます。

松本城まで徒歩圏内のホテル2選

松本城の幻想的なライトアップを満喫するなら、松本城周辺、徒歩圏内にある宿泊施設がおすすめです。

松本城徒歩圏内かつGoogle口コミ(※)4.0以上で松本市公式観光情報サイト記載施設を優先してご紹介しています。※2025年10月現在

松本ホテル花月

©新まつもと物語プロジェクト

松本民芸家具を随所に配した落ち着きある空間が魅力の老舗ホテル。明治期の創業以来、松本の文化とともに歩んできた歴史ある宿で、“泊まる民藝”をコンセプトにした客室やロビー、喫茶室が、旅人をやさしく迎えてくれます。

INFORMATION

松本丸の内ホテル

©新まつもと物語プロジェクト

国宝・松本城の三の丸地区に佇む唯一のホテル。レストラン棟は1937年建築の「旧第一勧業銀行松本支店」で、国の登録有形文化財にも指定されています。クラシカルな空間でいただく朝食ビュッフェも評判です。

INFORMATION

安曇野に宿泊もおすすめ

安曇野に宿泊してゆったりとした時間を過ごしたい方は、松本観光の後、当日中にJR大糸線で穂高駅へ。移動は約30分と短く、夕方のチェックインにもゆとりを持って到着できます。

翌朝からは、安曇野の魅力をのんびりと楽しむ旅へ。列車は1時間に1〜2本なので、乗車前の時刻確認をお忘れなく。

安曇野のおすすめ旅館・ホテル3選

穂高駅までの送迎サービスも備えた温泉宿を3軒ご紹介します。

穂高駅までの送迎サービスがあり、安曇野観光協会公式サイト記載施設を優先してご紹介しています。※2025年10月現在

安曇野穂高ビューホテル

©安曇野市観光協会

北アルプスの麓・穂高温泉郷に位置するリゾートホテル。森に囲まれた静かなロケーションで、ゆったりとした時間を過ごせます。地元食材を生かした和食会席やフレンチコースなどの料理や天然温泉も評判です。

INFORMATION

お宿 なごみ野

©安曇野市観光協会

安曇野の豊かな森に囲まれた全15室の静かな温泉宿。食事は信州産の食材を中心に、季節感あふれる会席料理を個室で提供。温泉は北アルプスの麓から湧くとろりとした天然温泉。内湯・露天風呂・貸し切り風呂の3種がそろいます。

INFORMATION

檜湯の宿 松伯

©安曇野市観光協会

北アルプス登山の前後泊にも人気の宿。館内には総檜造りの天然温泉があり、弱アルカリ性の美肌の湯を堪能。宿の自慢は、2000坪の広大な庭園。春には山ツツジ、秋には紅葉、冬には雪景色など四季折々の自然が楽しめます。

INFORMATION

2日目|雄大な自然とアートが彩る 安曇野サイクリング旅

左上「大王わさび農場」©安曇野市観光協会

前段でご紹介した大王わさび農場、穂高神社、碌山美術館に加え、国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区もぜひ訪れたいスポットです。

広大な自然の中で、森の散策や水辺の遊び、アスレチックや体験プログラムも充実しており、ファミリーにも人気。芸術・信仰・自然をバランスよく巡り、安曇野の魅力をまるごと味わえる満喫コースです。

1泊2日タイムスケジュール(2日目)

時間帯スポット・アクティビティ(所要目安時間)
8:00~8:30大糸線で松本駅→穂高駅へ
※ 松本宿泊の場合は大糸線に8:00頃乗車
移動時間電車(大糸線)25分
8:30~9:00穂高駅出発・レンタサイクル手続き
※荷物は駅のロッカーへ
移動時間自転車13分(徒歩36分)
9:15〜10:00大王わさび農場
移動時間自転車11分(徒歩33分)
10:15〜11:00穂高神社
移動時間自転車4分(徒歩13分)
11:15〜12:00
12:10~13:10
碌山美術館
ランチ
移動時間自転車25分(徒歩73分)
13:35〜15:00国営アルプスあづみの公園 (堀金・穂高地区)
移動時間自転車25分(徒歩73分)
15:25~16:00
16:20~16:50
穂高駅へ戻り、レンタサイクル返却
松本駅を17:20頃発のあずさで新宿へ20時過ぎ到着

国営アルプスあづみの公園 (堀金・穂高地区)

安曇野市・大町市・松川村にまたがる広大な国営公園で、四季折々の自然と地域文化にふれられる体験型施設です。

堀金・穂高地区と大町・松川地区の2エリアで構成され、自然・遊び・学びが融合した安曇野の魅力を満喫できます。

INFORMATION

ランチにおすすめのお店2選

碌山美術館から国営アルプスあづみの公園に移動する近辺Google口コミ(※)4.0以上及び、「安曇野サイクリングオアシス店及び安曇野観光協会掲載施設」の条件に該当する店舗を選定 ※2025年10月現在

©安曇野市観光協会

地元食材を使った本格イタリアンが楽しめる一軒家レストラン。テイクアウトも充実しています。

INFORMATION

ピザハウス樹安亭Due

©安曇野市観光協会

ピザを中心に、手打ちパスタや季節のメニューが楽しめる家庭的な雰囲気の一軒家イタリアンです。

INFORMATION

安曇野サイクリングオアシスとは?

©安曇野市観光協会

安曇野サイクリングオアシスとは?

  • 「自転車を停めるスペースがある」
  • 「トイレを貸してくれる」
  • 「道に迷ったりトラブルがあったら相談に乗ってくれる」

など、安心して安曇野のサイクリング旅が楽しめるよう、サイクリングで困ったときに立ち寄れる店舗のことです。

詳しくは↓のボタンからどうぞ

少し足を伸ばして「安曇追分駅」や「信濃松川駅」へ

穂高駅から大糸線で15分圏内の「安曇追分駅」や「信濃松川駅」へ、少し足をのばしてみませんか?

車窓からは、田園風景の向こうに広がる北アルプスの雄大な山並みが望め、春は菜の花、夏は緑の田んぼ、秋は黄金色の稲穂、冬は雪化粧と、四季折々の風景が旅のハイライトに。

観光地の賑わいを離れ、地元の暮らしや自然にふれる“もう一歩先”の安曇野旅。静かな駅に降り立ち、ローカルな魅力をじっくり味わってみてください。

安曇追分駅

安曇追分駅は、1915年に開業した歴史あるローカル駅。安曇野の田園風景と北アルプスの雄大な山並みを望む、のんびりとした旅の拠点として親しまれています。

かつて「アルプス追分駅」と呼ばれていたこの駅名は、千国街道の池田通りと松川通りが分岐する“追分”に由来し、交通と文化が交差する場所として安曇野の歴史に刻まれてきました。

信濃松川駅

信濃松川駅は、安曇野の北部・松川村に位置する大糸線のローカル駅。かつては「池田松川駅」と呼ばれた1915年開業の歴史ある駅です。

昭和12年に現在の駅名に改称され、地域の交通と暮らしを支える存在となりました。駅舎は長野県産ヒノキを使った木造平屋建ての温もりあるデザインが特徴です。

大糸線をもっと楽しむ

安曇追分駅付近では、列車の前方にまっすぐ伸びる線路の先に、雄大な北アルプスの山並みが広がります。晴れた日には、まるで山へと吸い込まれていくような錯覚を覚えるほどの絶景を楽しめます。

まとめ

歩くだけで江戸から明治へと続く時代の息吹を感じられる松本の城下町。その先に広がる安曇野エリアは、北アルプスを望む田園風景と、自然と芸術が静かに融合する場所です。

松本から安曇野を結ぶ大糸線は、移動手段であるだけでなく、旅の時間そのものを豊かにしてくれる存在です。

観光地の喧騒を離れて静かな駅に降り立てば、地元の暮らしや土地の記憶に触れられるような気がします。

四季の風景に包まれながら、“もう一歩先”の旅へと誘ってくれる大糸線。歴史と自然、芸術と日常が交差する松本・安曇野の旅へ、ぜひ出かけてみてください。

公式サイト「いとしの大糸線」

「大糸線の魅力をもっと知りたい」、「他のエリアにも大糸線に乗って行ってみたい」という方は大糸線公式サイト「いとしの大糸線」も是非チェックしてみてください ↓ ↓